競馬血統用語
競馬用語を隅から隅まで引っ張り出すと膨大な数になってしまいますが、ここでは血統に関する用語をピックアップしてみました。
マニアックな用語は他にもたくさんありますが、競馬初心者にも最低限覚えておいて欲しい用語です。
- 種牡馬(しゅぼば)
- 父馬のこと。種馬(たねうま)ともいう。
- 繁殖牝馬(はんしょくひんば)
- 母馬のこと。牧場などでは肌馬(はだうま)といったりもする。
- 産駒(さんく)
- 特定の母馬、父馬の子である馬。サンデーサイレンス産駒は「サンデーサイレンスの子ども」という意味。
- 古馬(こば)
- 4歳以上の馬のこと。
- リーディングサイヤー(りーでぃんぐさいやー)
- 種牡馬ランキング1位のこと。首位種牡馬。産駒が稼いだ賞金額の合計で順位が決まる。
- ブルードメサイヤー(ぶるーどめさいやー)
- 母の父のこと。サラブレッドの世界では父に次いで重要視されるのが、母の父といってもいい。
- サイヤーライン(さいやーらいん)
- 父系のこと。父の父、父の父の父と、父馬だけをたどった系列のこと。
- ファミリーライン(ふぁみりーらいん)
- 母系のこと。牝系ともいう。母の母、母の母の母と、母馬だけをたどった系列のこと。
- 名牝系(めいひんけい)
- 名門牝系のことで、ある牝馬を先祖として子孫に活躍馬が多数でている一流の牝系であることをいう。
- ファミリーナンバー(ふぁみりーなんばー)
- 同じ牝系に属するファミリーを分類整理して、優秀な順に番号をつけていったもの。
- 近親繁殖
- 近親配合、近親交配ともいう。5代目の血統の中に同一の祖先をもつことをいう。インブリードともいう。
- 異系繁殖(いけいはんしょく)
- 異系配合、異系交配ともいう。その血統の5代目までに、同一の祖先をもたないことをさす。日本の最近の名馬では、ディープインパクトがこの異系繁殖の成功例である。アウトブリードともいう。
- ニックス(にっくす)
- 血統の合和性、血統の親和性のこと。相性がいいとされる組み合わせのこと。
- スプリンター(すぷりんたー)
- 1000メートルから1400メートルを得意とする馬で、スピードはあるが持久力に乏しく、気性の荒いタイプが多い。
- マイラー(まいらー)
- スプリンターより多少距離の長い1600メートルから1800メートルを最も得意とする馬のことをいう。
- ステイヤー(すていやー)
- 2400メートル以上の長距離を得意とし、スタミナに富み、平均したスピードを維持できる馬のことをいう。
- ミドルディスタンス・ホース(みどるでぃすたんす・ほーす)
- 中距離ランナーのことで、1800メートルから2200メートルあたりを得意とする馬のことをいう。
- シンジケート(しんじけーと)
- 種牡馬を共同で所有する組織のこと。数十億もする種牡馬を個人で所有するのは負担やリスクが大きいため、株式制度のように株数によって種付け権利を配分する。