活躍する血統をさがす

競馬新聞から情報を収集

競馬新聞はレース前日の午後には発売され、１日に行われる全レースについて出走する競走馬の情報が載っています。特に馬柱には馬の能力を判断する情報が詰まっているので、チェックしておきましょう。

上は馬柱を一部分を拡大したもので、血統に関する情報をしっかり記載されています。

真ん中の太字で大きく書かれているのは出走する競走馬ですが、出走馬を挟んで向かって右側が父馬（種牡馬） 、左側が母馬（繁殖牝馬）です。

具体的な活用方法としては、その血統（父、母）の「距離適正」や「得意馬場」を理解し、馬券購入への判断材料としても活用できます。

また、母や父だけでなく兄弟（姉妹）馬の競走成績もその馬の能力を探る手がかりとなります。

新馬戦で活躍する血統をさがす

新馬戦は過去のレースデータがありませんので、予想の素材が調教と血統くらいしかありません。そのため、血統には注目が集まる部分ですので、３代前まではかならず特徴をチェックするようにしましょう。

決め手に掛ける場合は、母系の能力をチェック。

また、気をつけて欲しいのは新馬戦で過剰に人気が集まっている馬です。良血馬の系統でも新馬戦ではまだまだ十分な調教ができていない場合も多く、気性も荒いケースがあるようです。

このように過剰に人気になっている馬が本当に走るかは自分の目だけではなく、競馬新聞などからも情報収集し、あまりいい印象でない場合は不安材料をピックアップして査定していきましょう。

３歳クラシック戦線では母馬に注目！

３歳クラシック戦線は馬が成長している時期に行われるので、その馬の血統の特徴が現れやすい時期です。

しかし、近年の競馬ではクラシックに出てくる馬はほとんどが良血馬なので、血統での力の差をつけるのが難しい場合があります。

そのような時は母馬の能力や特性に注目するのも一つの手です。

※競走馬は年齢・適正・能力に応じて路線を選択する
競走馬は全馬が同じ目標に向かって争っているわけではなく、年齢や適正、能力に応じて参加させるレースの路線を決めている